一時帰国してワクチン接種した話【手続き後編~日本での自主隔離~】

こんにちは、ニコです。

前回はベトナム出国までの流れについてシェアしましたが、今回は日本での自主隔離についてお話しします。

目次

日本入国時【ステップ②】

入国時の空港での手続きです。クイック検査の待ち時間もあり、うちの場合は全体で2時間くらいかかりました

1.必要書類の提出 (①PCR検査証明書、②誓約書、③質問票)

2. 空港でのクイック検査

3.ビデオ通話アプリ(MySOS)・接触確認アプリ(COCOA)インストール、位置情報の保存設定

1.必要書類の提出

日本の空港に着くと、係員に誘導されて待合室に案内され、必要書類を提出するよう言われます。

当然ですが日本人のスタッフが案内してくれるので特に心配はいりません。

①PCR検査証明書(出国前72時間以内に指定病院で検査。厚生労働省指定フォーマット)

②誓約書(ウェブで取得、印刷して提出。日本の空港や機内でも手に入ります。)

③質問票(ウェブで回答、QRコードを提示)

2.空港でのクイック検査

必要書類を提出した後、クイック検査を受けることになります。

クイック検査は唾液での検査です。容器に唾液を出した後待合室に通され、30分~40分程で結果がでます。

唾液を出しやすいよう検査場には梅干しやレモンの写真が貼ってました(笑)。

うちはシンガポール経由で帰国したためトランジットで5時間近く深夜まで待たされたこともあって、すごくクタクタでした。下の子はグズッてしまって唾液を出せなかったので、結局鼻に綿棒をグリグリされる検査に変更。

暴れる子供を皆で取り押さえ、かなり奥までしっかりと綿棒を入れられました。。

大泣きしてホント大変でした。。。

ちなみにここで陽性が出たら隔離されてしまうので結果が出るまでドキドキです。

3.ビデオ通話アプリ(MySOS)・接触確認アプリ(COCOA)インストール、位置情報の保存設定

待合室でクイック検査の結果を待っている間に、係員の案内で

(1)ビデオ通話アプリ(MySOS)インストール

(2)接触確認アプリ(COCOA)インストール

(3)位置情報の保存設定

をすることになります。これも係員が丁寧に案内してくれるので心配いりません。

1)のMySOSは14日間の自主隔離中の健康報告のためのものです。

毎日アプリから健康報告や現在地の報告をしたり、AIや係りの人からビデオ通話で電話がかかってきて健康状態や現在地を確認されます。

(2)のCOCOAはコロナ感染者と接触するとその旨案内がくるアプリです。

(3)の位置情報の保存設定は、自分の位置情報を保存しておいて、どこを移動したかがわかるようにするものです。

要はちゃんと自宅で自主隔離をしていたかを確認するためのもので、何かあった時には係員からの要求に基づき位置情報を提出しなくてはなりません。

これらは14日間の自主隔離が終わったらアンインストールと設定解除することが可能です。特に(3)の位置情報の保存設定は解除するのを忘れないようにしましょう。

日本入国後(自主隔離・ワクチン接種)【ステップ③】

入国後14日間のルールです。

1.公共交通機関使用禁止

2.自主隔離

3.ビデオ通話アプリ(MySOS)での毎日の健康報告

1.公共交通機関使用禁止

空港での手続きが済んだ後は、自主隔離先に向かいます。

公共交通機関が使えないので、事前にハイヤーを手配しておく必要があります。

ネットで検索すれば簡単に見つかると思いますが、こちらも空き状況次第なのでフライトが確定したら早めの予約をお勧めします。

2.自主隔離

入国後14日間の自主隔離が必要になります。

特に係員から説明はありませんでしたが、食料品や生活必需品の調達など必要最低限の外出はできます。

3.ビデオ通話アプリ(MySOS)での毎日の健康報告

これが結構面倒でした。

自主隔離期間中は毎日、アプリから健康申告をします。

また、ほぼ毎日AIから自動ビデオ通話で着信があります。着信があったら自分の顔と背景を画面に写して自宅にいることを証明する必要があります。

また時々AIではなく、実際のスタッフから着信がきます。うちの場合は妻にほとんど毎日スタッフから着信があり、子供の顔も写すように求められてました。私の方は2、3回あっただけで後は全てAIでした。

着信に気づかないこともしばしばあったのですが、特に折り返しする必要はありません(というかその機能がない)。

いつ着信がくるかわからず常にスマホを気にしていて結構わずらわしかったので、

隔離期間が終わってアンインストールできた時はすごくスッキリした気分になりました(笑)

この健康申告を怠ったり連絡がとれない状況が続いたり、政府から悪質と見做された場合は実名が公表されることになります。実際に公表された人がいてニュースにもなりましたね。

日本に帰国して安堵する気持ちはすごく分かりますが、自主隔離中はしっかり指示に従いましょう。

ワクチン接種~海外在住者向け~

ワクチンの接種は各自治体が主体となり、その住民向けに提供しています。

これは基本的に住民票を持つ住民に提供するもので、住民票を持たない海外からの一時帰国者はそのサービスを受けることができません。私も実家のある自治体に電話して確認しましたが断られました。

代わりに外務省が海外からの一時帰国者のためのワクチン接種サービスを提供しています

詳しくはこちら

羽田成田空港で受けることができます(2022年1月上旬終了予定)

7月から予約開始が可能になったのですが、予約が殺到して希望の日程がなかなかとりづらい状況でしたが、 最近では落ち着いてきています。

特に羽田は利便性の良さから人気が高く予約がとりづらいです。私の場合も一旦成田を抑えつつ、やっぱり羽田が良いので何度も確認して、やっとのことで羽田の予約をとることができました。

基本的にはファイザー製で、14日間後に2回目を接種することになります。また、2回目の時に接種証明書を受け取ることもできます。パスポートと1回目の接種記録を忘れずに持参するようにしましょう。もし忘れた場合、郵送での発行依頼も可能です。

接種は非常にスムーズで、大体1時間くらいで終了します。午前と午後だと午後の方が空いていて早いです。

まとめ

以上、出国してから日本でのワクチン接種まで私の経験をシェアしました。

手続きが多くて大変ですし、心配事も多いですよね。でも日本に帰ってこれて家族に会えたときは本当に嬉しかったです。コロナでずっと帰れない状況が続いていたので喜びも倍増。

今、ベトナムへの再入国の手続きも進めているのでそちらもまたシェアしますね。

皆さんの参考になれば幸いです。

ではまた。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次